14日の夜は台風4号の接近の中3週間ぶりのレッスンがありました。
この日は前日からの原因不明の体のある部分に痛みが走り、体調がすぐれず
昼過ぎまでシゴトして仮眠してパソコンに行ってからのレッスン。
体調がすぐれないためか頭が回らず、最寄り駅から電車に乗ろうとしたときに
大切なものを駐輪場に置き忘れたことに気づいてしまった。[:がく〜:]
あせって戻ったがなくなっていたため紛失届けなどを書いたりしたために
気が動転してしまった。
それでも欠席はしたくなかったので雨の中駅に再び傘もささずに歩いていると
見知らぬおじさんからビニール傘を渡された。
(過去に何度かこういうことがある。)
不幸中の幸せな出来事だった。
10分ほどの遅刻。
事前にスクールには遅れることを電話していたのと私の後にスタジオが空いていたので
いつもどおりの時間でレッスンをやってくれるとのことだった。
私が体調が悪かったので先生としばらくは病気自慢大会。
先生は散髪に行ってきたばかりで髪のことを気にしていた。
おかしくないですよと云ったらうれしそうにしていた。
チェンジアップ・チェンジダウンはダブルストロークがスタート!
テンポ60で4分、8分、3連、16分を繰り返した。
ほんとは3連はダブルストロークではむずかしいので省略するつもりだったが、
前回、ちょっとやったらまぐれで出来てしまったので入れることに。
ダブルストロークは、テンポが速くなるとバウンドを生かして叩くということを
すでに私が知っていたので
会社のドラムの師匠のことを話した。
そのことからシンバルの話になった。
基本として(例外もある)太鼓のメーカーとシンバルのメーカーは別で提携しあっているそうだ。
YAMAHAはジルジャン、Pearlはセイビアン、TAMAはパイステ。
シンバルはトルコ発でトルコの会社が作ったのが元祖。
アメリカで作っているのは、トルコ人の職人がそっちに散らばって作っているそうだ。
こういう豆知識を先生はときどき惜しげもなく教えてくれる。
フィル・インの練習はたくさんのパターンを
一拍目はスネア2拍目はワンタムを叩く練習はクリアーとなり次回から3拍。
ライブアースのオープニングが
SOS ALLーSTARS:DRUMMERSだったことを話した。
クイーンのロジャーテイラー、フーファイターズのテイラーホーキンス
レッドホットチリペッパーのチャドスミスなど多数出演、
大人数の日本人の和太鼓ありそれぞれの民族独自のタイコを持っての演奏。
このことを聞いた先生は興奮した様子で
大イベントのオープニングを飾るにふさわしいドラム次回は選ばれるようにがんばるとのこと。
レッスン曲のグラス・タイガーの(Watching) Worlds Crumble。(私の解釈:世界が崩壊しているのを見ている)
先生の解釈によるとバラードだからって簡単なわけではなく
その分なにかある。
今回苦労しているパターン
曲に合わせて1回叩いて、苦手な部分を繰り返し練習した。
この曲も完成まで数回、次の候補曲を考えておいてねって云われた。
先生にバンド活動する場合、曲だけ知っていて譜面がない場合どうするか聞いてみた。
経験を積んでいくうちに自分に一番合うフィル・インやリズムパターンが固まってくるから譜面がなくても体が自然に曲を聴いただけで動くし、人間にはそういうのを覚えておく脳みそがあるそうだ。
体調悪いのをおして行った甲斐があった有意義な時間で、終わる頃に痛みもなくなっていたのは、やはり先生と音楽のチカラはすごい。